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普天間問題、私の“腹案”

日本の単位面積あたりの空港数は、世界第3位である。
ちなみに1位はなぜか?台湾、2位はドイツ、日本のすぐ下の4位はアメリカだ。
行けばどこにでも空港がある印象を受けるアメリカは、
あの広大な国土の中で鉄道網が脆弱なのは周知のとおり。
そのアメリカに力強く売り込もうとしている新幹線を有する高速鉄道王国ニッポン。
しかも無駄を重ねて高速道路網もはりめぐらされている。
さらにその上、空港もこんなに多いのでは、赤字続出なのは当たり前だ。
そこで、私の大胆な普天間問題の“腹案”。
大赤字解消の見込みがない空港を複数リストアップして、
普天間の機能をそっくりそのまま移転するか、
複数空港に分散移転するスキームをつくってみてはどうだろう。
もちろん有識者を集めて、専門的な立場から一定の条件を付加して候補地を挙げた上で。
もちろん候補地に上げられた場所からは反発が出るだろう。
でも、それでやっと沖縄の人たちの気持ちの5%くらいが理解できるのではないか。
そうなったとき、この”腹案”がいいのか、いやもっと本質的なところから安全保障を、
そもそもの国のあり方を一人ひとりが当事者として議論しよう、と誰もが真剣になるのでは。
少なくとも、受け入れ当事者に承諾を得る見込みのない“合意”よりはいい。
ボクは一定期間の基地貸し出しと、
その猶予期間に安全保障のビジョンを再構築することへの「国内外の合意形成」が必要だと覆う。

終わりの始まりか、それとも・・・

民主党、生方副幹事長解任。yahooニュースのアンケートによると、
「おかしい」という反対意見87%。そりゃ、そうだろうな。
半年前の政権交代は、
「始まりの始まり」ではなく、「終わりの始まり」だったのか。
それとも、「終わりの終わり」だったのか。
まあ「始まりの終わり」(新しい流れができた・・・)でないことは確か。
ともかく、こういう内輪モメの解決だけ決断が早いのが、なんとも。

考えない国民と考えずに視聴できるニュース

マニフェスト変更の是非と、
小沢主導が明らかな意思決定の是非と、
政策の中身そのものについての是非。
これ、ぜんぶ別の議論。
で、沈みかけているこの国の窮状を考えると、
ボクはとりあえず優先するべきは、政策の中身そのものについての是非、だと思う。
もともと民主党のマニフェストは、選挙の大勝と裏腹に評価は低かった。
そもそも当初のマニフェストが促成栽培のやっつけであることが透けて見える。
頼むからメディア(特にテレビ)は、
もう少し論理的に焦点を整理して伝えてほしい。
「考えない国民」と「考えずに視聴できるニュース」、
相性がいいことが最悪だ。

構造主義の父が遺したもの

クロード・レヴィストロース氏が100歳で亡くなった。
さまざまな学究、学問分野に多大な影響を与えた構造主義の父。
後に勃興したロラン・バルトらのポスト構造主義も含め、
これからは国際政治やビジネス分野にも深く及んでくるのではないかと思う。
その構造主義と対立して脇に追いやられたとされるサルトルの実存主義は、
「ここに生きるこの存在」に価値を置く。それが多くの心理療法の支柱にもなっている。
たとえばカール・ロジャースなど。
ある意味コーチングも、こうした流れを汲んでいるようにみえなくもない。
だけどボクは、この仕事をしているうちに「個と個の関係性」に関心を深めた。
ビジョンマッピングもフォロワーシップも関係性から生まれてくる。
コーチングという対話技法も関係性という土台によって機能する。
関係性が深まると、個が消えるのではなく、むしろ輝きだす。
対極にあるかにみえるものが相互浸透してくる・・・という弁証法的なとらえ方も、
広い意味で構造主義の文脈の中にあるといえるだろう。

世界を変える、会社を変える

鈴木利和さん主宰の読書会は、先月の拙著から推し量ったような自然な流れで
『私が会社を変えるんですか』(本間正人・中島崇昴著)を題材にワールドカフェ。
02952712
著者の一人、“とうりょう”こと中島さんと会うのは3度目だが、
テレパシーで通じ合っているかのような感覚になる。主宰する利和さんや参加者の面々、
みんなに共通するのは「変えていくこと」を選んで生きている、ということだ。
利和さんのブログにも似たようなことが書いてあるけれど、
「変えていく」ために背負うか、「変えない」ことで背負うか。背負うものはちがうけれど、
なにかを背負って生きていくことに変わりはないと思う。
しかし、背負っているものの性質のちがいは、きっと未来に大きな意味をもつ。
ボクらが表参道で「会社を変えていくこと」について語り合った翌朝、
アメリカから世界を変える足音が聞こえてきた。
200811052130000
どう変わるのか。どこまで変えるのか。
どのように変えるのか。それは一体なんのために。
その答えは、オバマが繰り返した主語“We”の中にある。
世界の一部であり世界でもある「会社」を変えることの答えも同様に。

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