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Denimのような生き方

さいきん、竹内まりやの新作「Denim」を聴いている。
アルバムをしめくくる作品、「人生の扉」は心に染み入る。
Denimという言葉は、この曲に出てくるのだけど、
履き込んだ年月によって独特の風合いを出す
上質なDenimのような生き方、そういう人生でありたいと
彼女は歌う。
20代でデビューし、たちまち大成功をおさめた。
その後、“成功者”だからこそ強いられる芸能活動のペースを、
彼女がほんらい求める音楽家のペースにあらためた。
今ふうに言えば“スローライフ”のさきがけかもしれないが、
ボクはスローではなく、“クリエイティブライフ”と呼びたい。
「生活の中から歌が出てくる今のペースに変えたところ、
テレビに出て一生懸命に売ろうとしていたころより
多くの人に受け入れられるようになった」と、
日経新聞夕刊のインタビューで語っていた。
大人がじっくり聴ける珠玉の日本語ポップスは、
地に足をつけた彼女の人生のスタイルから生まれてくる。