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ヤワラちゃん代表決定に異議あり

昨日、テレビで世界柔道の選考を兼ねた(はずの)
全日本体重別選手権を観た。
言うまでもなく関心は、谷亮子選手の復帰に集まっていた。
結果は決勝敗退。
それでもヤワラちゃんは代表に選ばれた。
決定会議は紛糾したと伝えられる。
優勝した福見選手を強く推したのは、山口香さん。
山口さんが筑波大で福見選手を指導した
師弟関係を云々する必要のない正論だと、ボクは思う。
最終的に北京オリンピックで「金」を取るために、
その出場枠がかかった世界選手権では負けられず、
国際大会での実績が圧倒的な谷選手を選ぶ・・・。
これが柔道連盟の論理。
しかし、
「勝ったのに選ばれない、谷を越えられないのでは、
チャンスがないと言われたのと同じ」
新聞でそう伝えられる山口さんの主張を、
ボクは全面的に指示したい。
ひたすらオリンピックの「金」にこだわって
過去の実績に固執しているうちに、
もっとも基本的なルールが崩れていく。
ルールとは、その時点で一番強いのは勝者であり、
勝者が代表に選ばれるというルールだ。
ルールに鈍感な人たちが支配する世界で、
才能が十分に磨かれることは考えにくい。

インタビュアーのスキルに疑問

先週から今週にかけて、
世界フィギュアに世界水泳と、
日本の有力選手に期待のかかるスポーツがつづいた。
特にフィギュアは東京で開催され、
高橋大輔選手の銀(大学の後輩だ、やったぜ)、
そしてミキティ、真央ちゃんの金銀で沸きに沸く。
競技終了後、翌日も翌々日も
テレビ出演が続くミキティと真央ちゃん。
繰り返される同じ質問、しかも中身がない。
アナウンサーは話し方の訓練はしているけど、
インタビューの技能を学んではいないようだ。
もし学んでいるとしたら、
たぶん学び方をまちがえている。
選手から引き出すことが、あまりにもできていない。
質問をシミュレーションしたり、
あとでふりかえって反省することはないのか。
進歩がないと、
大きなスポーツイベントで
日本人アスリートが脚光を浴びるたびに感じる。

決め方、動き方

7時間以上も議論して、
決めたことは先送り。
プロ野球代表者による希望枠撤廃についての会議。
昨夜も今朝もこのニュースが駆け巡っている。
基本的な物事の決め方がわかっていない。
どういう動き方をするべきかにも鈍感だ。
決められない人たちの監督者たるコミッショナー代行が、
「理屈の世界で生きてきた人間」とか言って、
完全なる理屈だけに固執する有様。
そこに固執している間も、
社会は激しく動いている。
プロ野球はダメだ、汚いという社会の意識も強まるだろう。
手続きや手順や思惑や、それらを取り巻くエゴが、
どんどんダイナミックな社会の動きと乖離していく。
しかし、もっとも強く抵抗している在京球団に、
今も入団を希望する若者が多いのも事実。
それが改革を阻む一つの要因だとすると、
アマチュア選手たちの意識もどうなんだろう。
あの球団のテレビ中継を喜んで観ているのは、
ほとんど60歳以上の男性だというのに。
野球選手の価値観や意識自体が、
社会の同世代と乖離してはいないだろうか・・・。

またかよ、裏金

西武ライオンズのスカウト活動の中で、
またもや出てきたアマチュア選手への裏金の事実。
「西武は球団をもつ資格はない」
という声も一部から聞こえてくるけど、同感だ。
でも問題は西武だけのことではない。
相変わらずアマチュアとプロの壁を越えられない球界。
野球界の裾野を広げていく仕組みがないことを、
どれだけの関係者が真剣に問題視しているだろうか。
アマチュア側の姿勢はどうなのか。
多くの逸材は、
スポーツ振興を学校経営の軸にしたい私立高、
私大に刈り取られる。
我が子をスタープレーヤーにすることを夢見る親たちから、
多額の寄付を集めてくる。
まあこれは野球だけの話ではないのだけど。
金で選手を刈り取るプロ野球界のあり方を
アマチュアは問題にするけれど、
そういうあんたたちはどうなのよ、ということも実はあるのだ。
いずれにせよ、
被害をこうむるのは、
大人のエゴという渦に巻き込まれていく子供たちだ。
こんなの、誰がどうみたって教育じゃない。
だからボクは、プロもそうだけれど、
アマチュアのスポーツのあり方にも大きな問題があると思う。
あれはもうほとんどスポーツビジネスだ。

嗚呼、小笠原よ・・・

サムライ、小笠原の髭を剃り落とした顔をみて、
ショックを受けた。
べつにファンではないのだけど、
なぜそこまでして巨人に合わせなければいけないの・・・。
合わせたわけではないかもしれないが、
あれは明らかにイメージダウンだ。
いやボクに言わせれば、
今さら巨人に入りたがること自体、すでにイメージダウンである。
ある意味、巨人は遅れた組織、遅れた日本の象徴だ。
北海道日本ハムは、新しいチームの在り方を打ち出す可能性にみちている。
みちている・・・が、過去形にならないことをボクは祈る。
小笠原にかぎらず、多くのプロ野球選手は若くてもハートが古い。
そこに見切りをつけた挑戦者たちがメジャーに飛び込んでいく。
球界の空洞化を危惧する老人たちもたくさんいるが、
「流出を防げ」という発想自体が完全に古すぎる。
フローラン・ダバティがJリーグと韓国Kリーグの合体を提唱しているが、
同じことをプロ野球界にも求めたい。
メジャーのオルタナティブとして日本があるよと、
中南米のパワフルでハングリーな若者たちにアピールすればいいではないか。
欧州チャンピオンズリーグで戦う有力チームの選手たちの国籍を見ればいい。
アーセナルだがらイギリス人中心、バルセロナだからスペイン人中心・・・なんて
ありえない。
スポーツは国境を越えている。
国境を越えられない閉ざされた古い村人たちに、
スポーツの可能性をスポイルさせてはならない。

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