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リーダーはストーリーを語れ

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もしも安部晋三ではなくバラク・オバマであったなら、相模原での惨劇をどのように語っただろう。人の尊厳、生きることの意味、多様であることの価値、人の強さとは、人の弱さとは。

おそらく彼なら、1人の人間として、もちろんリーダーとして、その思いや目指すものを、今ここで感じている痛みを隠すことなく語りかけたと思う。

救いようのないニュースにすさんだ人々がリーダーから聞きたいことは、どうせ実務担当者が担うことになる施策ではない。底なしの悲しみを乗り越えていくための覚悟や、理想を語る勇気ではないか。

自分はこんなことが起きてしまう国を背負っているのだという、どうしようもない切迫感を人々は目に焼き付けるのだ。

それが示せないなら、語れないのなら、リーダーではないし、そんなリーダーなどいらない。

「多数の方がお亡くなりになり、重軽傷を負われた。心からご冥福、お見舞い申し上げる。真相解明をしていかないとならない。政府としても全力を挙げていきたい」

私はこれをリーダーの言葉とは認めない。そこに自身の怒りも苦悩も悲しみも、勇気も理想も決意も感じられないからだ。

今ここで起きていることとしっかりつながって、深くつながった状態で深いところから現れてくるメッセージだけを伝える。

それで世界は動いてきた。ビジネスだって同じだ。

リーダーから絞り出されるストーリーは、全員をリーダーにする。それぞれの立場で、それぞれの領域で。

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