コアコンピテンシーキャンプ2015の後期講座では、世界最先端のマインドフルコーチングとともに、10年前に出たコーチングの本に並んでいたような、「質問のしかた」や「承認のしかた」「コーチングフロー」などを、徹底的にやろうと思っています。

その必要性、有効性に気づかせてくれたのは、8月1日、2日に実施した前期講座の総仕上げの「ICF認定模擬試験講座」でした。

講座中にコーチングの基本的なフレーム(コーチングフローと呼ばれる対話の流れ)の図を描いて、「これ説明できますか?」と聞くと、多くの人が手を挙げました。しかし実際に演習を行なってみると、フローが十分に使いこなせているケースは少なかったのです。

知っているつもりの教科書をボロボロになるまで復習しなおすことで、ほんとうの実践力が備わってくると思います。

たしかに私が知る限り、多くのコーチング講座ではパーツとしてのスキルやフレームを教えています。パーツとしてのスキルをノコギリや金槌、フレームを標準的な仕事の流れ、段取りだとしましょう。道具の使い方、仕事の段取りの組み方や作業のスムーズさ。それは人によって大いに異なり、達人の所作は凡人とは明らかに違います。そんなメタファで、コーチングのスキルやフレームをとらえると、わたしの中に新しい問題意識が芽生えてきました。

どこまで徹底して道具の使い方を教えているだろう、仕事の段取りの〝基本のき〟を習得することを、どれだけ支援できているだろう。私たちも含めて、受講生が地獄を見るほど徹底させているプログラムが、世界にどれだけあるだろうか。

そう、ノコギリも金槌もほんらいのポテンシャルを発揮しきれていない。仕事に応用を利かせる前に、もっともっと基本を極めることができる。それがトレーナーとしての私の大きな気づきでした。ノコギリや金槌の使い方を学んできた人、それを使える人たちだからもっと先へ、という思いがコアコンピテンシーキャンプには流れています。

それは今後も続いていくのですが、同時にノコギリや金槌の使い方を徹底的に学びなおすことも大事。一人ひとり異なるステージや特性に合わせて、一つの学びの場において、それぞれの学びをどうやって花開かせていくか。

後期は新たな大きなチャレンジを始めます。


コアコンピテンシーキャンプ2015後期講座
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