新任管理職のためのリーダーシップ10のヒント、今回は3つめのヒントとして、『コミュニケーションが鍵』-チームのサポートを得て、明確な指示を送る ― を要約して取り上げます。

コミュニケーションが鍵・・・いっけん当たり前のようで、これほど実践とのギャップが大きいテーマはないかも。どれほどの管理職が自分の部屋のドアを締め、従業員を遠ざけてしまっていることか。

※注(日本の場合、オフィス環境は異なるものの、物理的な距離が近いからといってコミュニケーションが密になるわけではありませんよね)

上司が過密スケジュールにより、従業員との対話を重んじることや、そうした社内文化を築くことに無頓着である。それを見直さなければならないのは確かである。

※注(日本企業の文脈で考えると、多くの管理職は会議を通してコミュニケーションをとっている、と認識しているように思います。少なくとも、業務上の意思疎通を行なっていると)

当然のことながら人々はそれぞれ違いがあり、異なる方法によって動機づけられる。すべての従業員、部下に共通の方法で対処するのではなく、優れたマネジャーは一人ひとりの部下から最善の結果を得るために、個別対応を心がけている。

※注(それって手間がかかって非現実的、と言う声が聞こえてきそうです。だからこそ、効率的に多様性に対する理解と適応のための知識、スキルが必要なのです。マネジメント向けのヒューマンスキル・トレーニングにおいて、これは外せない眼目です)

意欲が低下したり不安をもらしている部下に対して、話しかける代わりに、彼らのことを聞きかけていることを示すだけではなく、話に耳を傾けることによってリアルタイムのフィードバックを受け取ることが重要である。それによって彼らの問題を正しく理解し、彼らを動機づける方法を見つけ出すことができるようになる。

コミュニケーションによって最低限しなくてはならないのは、あなたが部下とさらにつながること、である。これがもっとも重要なことなのだ。

もしあなたの組織がギャラップ社の調査に示されるような一体感のなさに苦しんでいるなら、それは上級管理職や人事が取り扱うべき主な関心事である。何かが起きるのを待ってはならない。人々は他者にネガティビティの影響を及ぼせるのと同じように、ポジティビティの影響を及ぼせることを理解しよう。

部下たちとつながることによって、あなたの組織に変化を起こすことを始めよう。ネガティブなノイズを乗り越えること、そしてポジティブな何かを始めること。これは優れたリーダーの特性である。