Coach to Organically Optimize

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リーダーシップは部下力から始まる

誰が組織のリーダーにふさわしいのか。次のリーダー候補についての評価が、現在のリーダーと多数のフォロワー(次のリーダーもこの中から発掘される)では、大きく異なる可能性があります。そして現場のフォロワーたちの評価のほうが、現在のリーダーの評価よりも正しい可能性が(結構)ある・・・。そんな研究が報告されています(論文はこちらHBR.ORG:To Be a Good Leader,Start By Being a Good Follower,August06,2018)

エリート養成プログラムに参加したイギリス海兵隊の男性新兵218人を対象にした追跡調査によると、「自分はリーダーらしい行動をした」と自己評価した新兵は、同僚にはそう思われなかったそうです。一方で、「自分はフォロワーらしい行動をした」と自己評価した新兵のほうが、同僚たちから「リーダーにふさわしい」と評価されたそうです。

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関係性が痛みや苦しみを和らげる

親しい人と一緒にいると、物事を困難に感じる度合いが少ない・・・。そんな研究があります。

坂道の麓で親しい人と一緒にいる人は、一人でいる人や親しくない人と一緒の人にくらべて、坂の傾斜角度を低く見積もるのです。

(サイモン・シュナル、ケンブリッジ大学)

同じような研究で、痛みの度合いや階段の数などの程度も、親しい人と一緒だと低く見積もられたり、脅威反応が和らぐことが検証されています。

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「ぐるなび」評価のばらつきから学ぶコーチングの盲点

同じ店なのに「ぐるなび」で1をつける人と4をつける人がいるのはなぜ?
行動経済学の大家であるダニエル・カーネマンの言を借りると、「人は見たものがすべて」・・・という判断の単純化が背景にありそうです。
物事の判断や意思決定の際、認知機能の働きを省力化するために「見たもの」「聞いたこと」から、できるだけ早く結論を導き出そうとするのです。(ヒューリスティックス:簡略化されたプロセスを経て結論を得る方法)

あまり食欲のないときにビジネスランチで食べたイタリアンと、絶好調の日に気のおけない友人と食べたイタリアンでは、同じ店、同じメニューでも違いますよね。それに、すべてのメニューを検証するなんてことを、「ぐるなび」の投稿者はしない。

こんな場面を想像してください。

大阪への出張。ホテルにチェックインするまえにコンビニに寄ったらレジの店員が外国人で、ホテルのフロントにも外国人のスタッフがいて、荷物を置いて飲みに出かけたミナミの繁華街には外国人客があふれている。

待ち合わせた地元の友人に、「いやあ大阪は〇〇の人たちばっかりだね・・・」

これも「人は見たものがすべて」の一例でしょう。たしかに従来に比べてアジアを中心とする外国人観光客、労働者が増えています。「外国人が増えている」のような典型例を目の当たりにすると、「やっぱりそうだ」と過大評価しやすくなります。
感覚的に「増えている」という固有の体験が「あふれている」という認識に一般化されていますが、それじゃあ大阪の街はバンコクや上海、シンガポールと比べてどうか。

発信力の高い人のヒューリスティックスにもとづく一般化されたメッセージは、多くのフォロワーの”聞いたことがすべて”につながるかもしれません。

概ねそうだよね・・・で済む世間話ならいいけれど、複雑な要素を考慮して正しい意思決定を下したい場面では、そうはいきません。「見たものがすべて」になっていることへの気づきと、「見えていないこと」を探求するオープンな心理的、物理的スペースが必要になります。

次のイラストは、コーチングにおける対話の視座をクルマのライトに例えたものです。ロービームが照らし出しているのは、「私の課題は、なんとか営業の月次目標法を達成することです」といった目の前にあるテーマです。あるいは、「さいきん自分の方向性が見えなくなって、全然やる気がわきません」といった今この瞬間にある感覚、「もう期待していた部下の〇〇さんがまったくダメで、意思疎通がはかれていません」といった悩み、さらには「そうか、これをすればいいんだと確信できました。すごくスッキリしました!」といった感情。
一方のハイビームは、前述したような語られている主題の背景にある”見えていないこと”に注意を広げるものです。
「それがほんとうのテーマ?」と問い直すことや、「全然やる気がわかないというのは1日ずっとということ?そうでもない時間はどう?」のように、クライアントの注意を意図的に広げるということ。

ある主題を選んで対話をすれば、それに関係することが重要で、今すぐ着手して結果を出そうと動機づけられるかもしれません。一定のスキルレベルに達しているコーチがセッションを行うと、その可能性が高くなります。

たとえば、ビジョンを明確化してアクションを促すためのスキルはたくさんあります。ときにコーチはスキルを使ってクライアントの感覚に訴え、直感を刺激して”その気”にさせます。そのコーチングにおいて「見たものがすべて」のクライアントは、やる気を高めてくれたコーチに感謝するかもしれません。

しかしスキル先行のコーチングは、ヒューリスティックスを加速させている可能性もあります。人は放っておけば認知機能を省力化させるので(カーネマンは、これを「システム1」とか「fast thinking」と呼んでいる)、コーチがそのことについて自覚的であることが重要です。(認知機能を省力化せず論理を導き出すことを「システム2」「slow thinking」と呼んでいる)

あなたがあることを考えているとき、人生においてそのこと以上に重要なことは存在しない(『ファスト&スロー』ダニエル・カーネマン著 村井章子訳 早川書房 ※上下巻あり)これをカーネマンは、焦点錯覚と呼んでいます。

もとよりコーチングのスキルが、焦点錯覚を促すものであってはなりません。

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マインド、ビジョン、ロール(役割)、アクション・・・4つの最適化をはかるZOOMでのオンラインプログラムをスタートします。パート1のテーマはマインドの最適化 9/29 10/13 いずれも AM11:00-PM12:30【マインドフルネス×EQ】

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コーチングの新しい扉を開く
認知神経科学とEQ、マインドフルネスを統合したプロコーチ育成プログラム
MBCC(マインドフルネス・ベースド・コーチ・キャンプ)第6期基礎コースは残席わずかです

人は幼いまま成長したサルである

 

 

 

 

 

「大人になる」という言葉には、さまざまなニュアンスが含まれていますよね。きょう取り上げたいのは、”意図的に”大人になりきらないというマインドセットの可能性についてです。

どうやら生物学的にみて、「大人になりきらないこと」が人間にとってとても重要な意味をもっていそうだからです。

 

ヒトは性的に成熟したサルの胎児である。

これはルイ・ボルク(アムステルダム大学・解剖学、内分泌活動の研究者)という人が『人間形成の問題』(1926年)に書いたことで、「人はサルのネオテニー(幼形成熟)として進化した」という学説につながっています。

ネオテニーとは、子どもの期間が長く、幼さを残したままゆっくりと性的に成熟していくことを示す生物学用語です。興味深いのは、幼さを残す・・・というのが、単に姿かたちだけを示すものではないことです。

ヒトは成長の遅延によって、恐れ知らず、柔軟、好奇心といった学習の資源となる資質が長続きします。それがさまざまな知識やスキルの獲得につながっていきます。また生物学的にみると、性的な成熟はメスの獲得をめぐるオス同士の争いに象徴されるような、闘争をもたらします。そういった状況が訪れるのが遅いぶん、やはり知育の発達が促されます。

ボルクらの研究を受け継いだJ・B・ホールディングは「人類の進化はひとえに成長の遅延によっている」と語っています。

スティーブ・ジョブズが遺した有名な言葉、”Stay hungry,Stay foolish” がイノベーターの在り方を示すキーワードだとすれば、もとより私たち人間には、そのポテンシャルが備わっているということかもしれません。

【参考文献】

・福岡伸一さんのソトコトでの連載

松岡正剛の千夜千冊

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ZOOMによるオンラインセッション開始

第1弾はEQ×マインドフルネス

パート1:9月29日(土)  午前11:00~午後12:30

パート2:10月13日(土) 午前11:00~午後12:30

マインドフルネスを通した4つの確かな成果

EQを世界に広めたダニエル・ゴールマンとリチャード・デビッドソン博士(ウィスコンシン大学マディソン校)が、今や星の数ほどあるマインドフルネスの研究論文を精査。もっとも信頼性の高い”Gold Standard”に値する論文を抽出しました。

その結果、”少なくとも”次の4つの観点から「確かな成果」が認められると、HBRこちらで述べています。

要約するとポイントは以下のとおりです。

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主観を排除したフィードバックの大切さについて

ジェット旅客機が空の上を自動航行できるのは、フィードバック機能が働いているからです。制御系の操作(入力)に対して気流などの影響を受けながら飛ぶ旅客機が、入力に沿った結果(出力)となっているかの情報を制御系に戻す。これが電子工学におけるフィードバックの意味合いになります。

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EQ×マインドフルネス

EQ×マインドフルネスのZOOMセッション

CO2は私のコーチとしての経験からたどり着いた、”人が本領を発揮するための哲学”にもとづいています。

心身が整うことによる「マインドの最適化」、社会と会社と個人の大切にしたいことをつなげる「ビジョンの最適化」、生まれ持った天賦の才と仕事を近づける「役割の最適化」、それらを統合してゴール達成やクオリティオブライフの追求をめざす「アクションの最適化」です。

「マインド」という言葉を聞いたとき、日本人がカタカナでとらえると「心」という曖昧なニュアンスが浮かぶかもしれません。Heart(ハート)とmind(マインド)の境界線が今一つわかりにくいとか。

実際のところ、mindfulness(マインドフルネス)という単語にもつながるmind(マインド)は、知的な思考の在処といった意味合いが強く、「知力」「知性」「頭脳」といった訳もあります。そして、この知のもとをフルに活かすには、より動物的なemotion(感情)について理解し、それを活用することが大切です。

9月29日と10月13日(時間はそれぞれ午前11時~午後12時半)には、そんなEQ(感情知能)とマインドフルネスを通したマインドの最適化について、一緒に学ぶ機会をつくっていきます。皆さんのご参加をおまちしています。お申し込みは、こちらからお願いします。

好奇心はサバイバルの原動力

マインドフルリーダーシップシンポジウム2018~マインドフルネスを通した真の働き方改革とは~

8月25日 13時~17時半 @品川

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しばらくまえに「問いの数」と「学ぶ意欲」の相関について書きました。簡単におさらいすると、人生でいちばん質問することがが多いのは4歳児だそうです。

どうして空にはお星さまがあるの?

パパはなんでおひげが生えてるの?

ママはいつもなんで早く起きているの?

・・・などなど、4歳児になったつもりで「知りたいこと」を挙げていくと、ほんとうにいろんな質問が出てきます。研究によると、小学校入学前には1年間に1万回以上の質問をしているそうです(Harris,2012)

知識や技能が身につくのに反比例するように、大人に問いかける質問の数は減っていきます。それに合わせて「学ぶ意欲」も落ちていく傾向にあるようです。

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マインドフルネス・メドレー

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【ご案内】

マインドフルリーダーシップ・シンポジウム2018~マインドフルネスを通した真の働き方改革とは~  8月25日 開催

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いろいろな曲をつないでいく”メドレー”方式で、呼吸瞑想のさまざまなやり方を短時間ずつ実践してもらう。これ私が初心者向けのセッションで、よくやる方式です。

さいしょは単に身体を出入りする呼吸があることを確認し、少し落ち着いてきたら身体の感覚とつながって呼吸を味わう。呼吸に集中しましょう・・・ではなく、息の出入りの流れに注意を置いてみましょう、といった感じでガイドします。

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セカンドハンドストレスに対処する

タクシーに乗ったとき、運転手の機嫌が悪くて自分もイライラしたことないですか。

職場の上司や同僚がイラついていて、そのイライラに感染してしまったことのほうが、もっと思い浮かべやすいかもしれませんね。あ、家庭でも?

こういうのを、セカンドハンドストレスといいます。自分は煙草を吸わないのに、他人のたばこの副流煙を肺に取り込んでしまうようなものです。

自分自身のストレスが高いわけではないのに、近くにいる人のストレスフルな状態を目にすると、自分の神経系に瞬く間に影響が及ぶ可能性があるそうです。

被験者の26%が、ストレスを感じているだけでコルチゾール(俗にストレスホルモンと呼ばれる)が過剰になったという報告も。

他人はコントロールできないが、自分はコントロールできる・・・という可能性に目を向けたい映像があります。

ポジティブ心理学の第一人者であるショーン・エイカー氏の< 副流煙にやられないために、自分の脳に予防接種をする >というアイディア。ポジティブ心理学に基づく、簡単にできる5つの習慣です。

7月18日(福岡)7月20日(東京)のマンスリーMiLIでは、実際のこのワークを試してみる予定です。

 

モヤモヤしたまま決断する能力

最後まで攻め続けるべきか、なんと非難されようが時間稼ぎで逃げ切るべきか。

西野監督がモヤモヤしたまま長谷部キャプテンに指示を出したことは、その表情からもコメントからもわかりましたよね。

どちらの判断が正しいか、明確な答えはありません。結果論はあったとしても。組織として怖いのは、正解がないなかで正解を選ぶことではなく、その判断を共有できないことです。

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